コトバのミナモト

世の中にアウトプットされたいろんな言葉をチョイス。その中に込められた思いを、あーでもないこーでもないと考えながらじっくり味わうブログにしたい。

おばあちゃんを思い出した言葉

福岡に、お仏壇のコガ(http://www.obutudan.net/)という、

お仏壇・お仏具を扱っている会社がある。

 

僕にとって、お仏壇ってしばらく縁がないもの。

生前のおばあちゃんが、亡くなったおじいちゃんのお仏壇を

部屋に飾っていたのを覚えているぐらい。

 

小学生の頃、毎日夕飯の時になると、

おばあちゃんは炊けたばかりのご飯を小さい器に入れて、

おじいちゃんのお仏壇にお供えしていた。

 

正直、なんで毎日こんなに律儀にやるんだろうなと思っていた。

温かいご飯とか炊きたてとか、死んだおじいちゃんにわからんやん。みたいな笑

でも時を経て、このコピーが気づかせてくれた。

 

 

生きている人のために、お仏壇はあるのだと思う。

 

 

生きている人のために。

 

そうか、なるほど。そうだったのか。

 

娘2人(母と叔母)が小学生の時に、夫(おじいちゃん)を癌で亡くし、

女手一つで子供二人を育てたおばあちゃん。

奨学金でとはいえ、二人を大学まで出したおばあちゃん。

 

僕が見たおばあちゃんは、既に子育てを終えてゆっくり暮らす姿だったけど、

二人の子供を育てている時は、本当に辛いこともあっただろう。

その拠り所が、おじいちゃんのお仏壇だったのかなと。

そして、そんな想いの形跡を、孫の僕も引き継いでいるのだろう。

 

厳しい環境で育った母の、僕への教育もまた厳しかった。

それに息苦しさを感じていた僕は、正直あまりいい教育だったとは思っていない。

でも違う角度から見ると、「それも致し方なかったのかもしれない」と感じるようになった。

 

これは、そんなことを思わせてくれたコピー。

身近な家族を、違う目線で見させてくれた言葉。 

言葉に込められた想いを考える。

このブログでやりたいこと。

それは、誰かの思考を経て世の中に生み落とされた数多の言葉を、

自由気ままに僕個人の解釈で味わうこと。

 

書いた人はこんなこと考えながら書いたんだろうなあとか、

この言葉がいいのはこうだからだと思う!とか。

 

全部僕目線で味わっていく。

 

読んでくれた方は、「てか、お前誰やねん。」

って思うだろうけど笑。

 

読んでくれた方、ありがとうございます。

自分のことも、話していきます。

 

よろしくお願いします。

自分をさらけ出す勇気を、今ここで。『こじらせ浄化ブログ』はじめる。

言葉には、書き手のパーソナリティが出る。

一つひとつの単語を紡ぎ合わせて一つの言葉にすると、

書き手のそれまでの人生を反映した表現物に仕上がる。

 

だから、言葉を発信するには勇気がいる。

今までの自分の生き様が出てしまう。

バレると言った方が僕の感情に近いかもしれない。

 

僕は、人生で蓄積してきたものが、

薄いんじゃないか、浅いんじゃないか、と気後れしてきた。

そして、今言葉を扱う仕事をしている僕にとっては、それがバレるのが怖くて、

誰かに発信するのをためらってきた。

 

でも自分の中に、人に伝えたい「想い」があることも自覚している。

外に出さないとその想いは、どんどん偏屈になってしまう。

今まで何度も変わろうとしてきた。

けど結局「今出すと、薄いのがバレてしまうから先に勉強しょう…。」となっていた。

僕はそんなどうしようもない堂々巡りを何年も繰り返していた。

読んでいてイタい…。

 

 

いろいろあって、最近自分を振り返るチャンスに巡り会えた。

今までは行動を継続できなかったけど、

今回こそはラストチャンスだと思って取り組みたいのだ。

 

好きより、怖いが勝って動けなかった自分だが、

勇気を持って夢を取りに行くと決めた。

 

 

ああ、辛気臭い文章になってしまった。

自意識をこじらせすぎだ笑。

いつかこれを見返した時に、大笑いできることを祈って!

 

Bon voyage!